【名古屋・債務整理】「弁護士に頼む費用がない」と諦める前に。費用の仕組みと分割払いについて

「借金やローンの返済に追われて、手元にお金がまったくない……」 「債務整理をしたいけれど、弁護士費用なんて払う余裕がないから、このまま耐えるしかない」借金問題に直面している方から、こうした費用についてのお悩みをお聞きすることは少なくありません。毎月の返済だけで給料の多くが消えていき、貯金する余裕もない状況であれば、「弁護士への依頼=まとまった初期費用が必要なのではないか」と考え、相談すること自体を諦めてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、費用が心配だからという理由だけで、債務整理の相談を諦める必要はありません。アルタス法律事務所にも、「もっと早く相談していれば……」というお声をいただくことが少なくありません。今回は、債務整理における弁護士費用の仕組みや、手元にまとまったお金がない場合に利用できる具体的な方法について、分かりやすく解説します。
❶|なぜ「お金がない人ほど」弁護士に頼るべきなのか?
「借金を整理したいけれど、そのための弁護士費用を払うお金がない」というジレンマに陥る方は少なくありません。しかし、返済の継続が難しい方ほど、費用面も含めて早めに弁護士に相談することで、生活の立て直しを目指すことをおすすめしています。
弁護士が債務整理の依頼を受けると、債権者に受任通知(介入通知)を発送します。この受任通知(介入通知)が債権者に届くと、貸金業者から本人への督促や取り立てが原則としてストップします。ただし、訴訟や支払督促など、裁判所を利用した手続が当然に止まるわけではありません。また、受任通知発送後は、原則として債権者への返済を停止していただくことになります。特に自己破産や個人再生では、受任通知を発送した後に特定の債権者に返済を行うと手続上不利益を受ける可能性があるため注意が必要です。
これまで毎月、返済のために捻出していたお金(あるいは自転車操業で工面していたお金)の支払いを停止することになるため、「その浮いた資金をそのまま生活の立て直しや弁護士費用に充てることができる」ようになります。これが、借金問題の解決において弁護士費用が無理なく支払える仕組みの基本です。
❷|弁護士費用と「分割払い」の仕組み
「一括払いは無理でも、毎月少しずつなら……」という方は多くいらっしゃいます。アルタス法律事務所では、ご事情に応じて、依頼者の経済的負担を軽減するための仕組みを用意しています。
●費用の分割払いに対応
手元にまとまった現金がなくても、弁護士費用は原則として分割払いが可能です。上記のとおり、債務整理をご依頼した後は、原則として借金の返済を停止していただくことになるため、それまで毎月返済にあてていたお金の一部を、毎月の弁護士費用の支払に充てていくという形をとることができます。毎月の支払額については、ご依頼時のご事情に応じて決定します。これなら、現在の生活費や収入のバランスを考えながら費用を積み立てていくことが可能です。
❸|費用の工面が難しい場合のその他の選択肢
弁護士費用の分割払い以外にも、公的な制度を利用することで、費用の壁をクリアする方法があります。
●法テラス(日本司法支援センター)の利用
収入や資産が一定の基準以下である場合、国が設立した法テラスの「民事法律扶助業務」を利用することができる場合があります。 法テラスを利用すると、弁護士費用を立て替えてもらうことができ、その立て替えられた費用を原則として月々5,000円〜1万円程度の少額ずつ、無利息(分割)で返済していくことができます。また、生活保護を受けている場合などは、費用の支払いが猶予されたり、免除される制度(償還免除)もあります。 アルタス法律事務所では、法テラスの利用条件に該当するかどうかも含めてご相談に乗ることができますので、お気軽にお申し付けください。
なお、法テラスの制度を利用する場合には、事件に着手する前に法テラスの審査に申請する必要があり、審査完了までに一定の期間を要します。法テラスの制度を利用する場合、原則として援助開始決定後に事件処理に着手することになります。そのため、当事務所では、原則として援助開始決定後に受任通知を発送しています。審査期間中は、債権者への対応をご自身で行っていただく期間が生じる場合がありますので、ご留意ください。
❹|費用を気にするあまり、放置するリスク
「お金がかかるから」と弁護士への相談を先延ばしにしていると、状況はさらに悪化してしまうことがあります。
●遅延損害金が膨らむ可能性
返済が遅れると、契約内容に応じて利息や遅延損害金が上乗せされ、借金総額が雪だるま式に増えていく可能性があります。
●督促や差し押さえのリスク
滞納が続けば、債権者から借金を一括で支払うよう求められることがあります。また、滞納を続けていると、支払督促や訴訟を提起され、最終的には給与や預貯金、不動産などの財産を差し押さえられてしまう可能性もあります。
●精神的な負担が大きくなる
滞納を続ければ債権者からの督促の電話が来たり、ハガキが届いたりすることで、日常生活にも影響が生じることがあります。
また、返済資金を確保するために別の借入れを行い、借金を返すためにさらに借金をする、いわゆる「自転車操業」の状態になってしまうケースもあります。
「弁護士費用が払えるか不安」という悩みは、弁護士自身に相談することで解消できることも少なくありません。「今の収入はこれくらいで、手元にはいくらもないのですが……」と正直にお話しいただければ、その方の状況に合わせた最適な支払いプランや手続きを一緒に考えることができます。
■まとめ|まずは「費用の相談」から一歩を踏み出そう
債務整理の費用について大切なポイントをまとめます。
- ◎手元にお金がなくても弁護士費用を分割払いで支払える場合がある。
- ◎債務整理の依頼後は、原則として債権者への返済を停止することになるため、その間に弁護士費用を積み立てられる場合がある。
- ◎法テラスなどの公的制度を利用すれば、さらに無理のない負担で依頼できる。
「お金がない」という不安は、一人で抱え込んでいても解決しません。むしろ、放置すればするほど状況は厳しくなり、結果的に必要な費用や解決のハードルも上がってしまいます。
◉アルタス法律事務所では、ご相談者様の収入や生活状況、債務の内容をふまえ、無理のない費用のお支払い方法や、状況に応じた解決策をご提案しています。費用面で不安がある方も、どうか一人で悩まず、まずは一度お気軽にご相談ください。あなたの生活再建への第一歩を、私たちがしっかりサポートいたします。